医療コラム
【2021年更新記事】
医療機関のホームページの役割として、「認知度向上」や「集患」を期待される方は多いでしょう。
施設の紹介、治療科目の説明、治療の方針、医師や看護師の紹介、患者様の感想などが、認知度向上や集患に効果があると考えられるコンテンツです。
この中で、患者様の感想の掲載は医療広告ガイドラインにて禁じられています。
今回は、医療機関のホームページでの、患者様の口コミや感想についてまとめてお伝えします。
▼医療広告ガイドラインについて詳しく解説しているコラムはこちら
【総合】医療機関ホームページの医療広告ガイドライン対応まとめ
「医療広告ガイドラインに関するQ&A」から見るホームページの具体策
患者様の口コミ・感想は、ホームページに掲載できません。
■第三者機関の口コミサイトや個人ブログの口コミ・感想は基本的にOK
■様々な分野で参照される「口コミ」
クロス・マーケティング社の調査では、商品の購入や施設の利用などに際して、
利用者の直接的な声である口コミを参考にする人が約76%に上るという結果が出ています(参考サイトはこちら)。
好意的な感想ばかりが評価されるのではなく、ネガティブな意見についても
「悪いところも把握できる」「ネガティブな情報が許容できる範囲か確認できる」と
評価されているようです。
つまり、「自分が利用する場面を具体的に想像できる口コミ」が、
購入や利用を決定するにあたっての大きな要素となっているのです。
その調査結果によると、病院を利用するときに口コミサイトなどを参照する人は約20%。
内訳は女性が約26%、男性が約12%と、口コミの影響力は小さくないことがうかがえます。
■医療機関のホームページで口コミ・感想の掲載は禁止
先にお伝えした通り、医療機関のホームページ上で口コミや感想などを掲載することは、
医療広告ガイドラインで禁止されています。
たとえば、「鼻水と喉の痛みで来院し、○○という薬を出してもらって1週間で治った」と
いう口コミがあったとして、この症状に対する診察結果や処方、
1週間で治るという結果は、人によって変わるはずです。
ホームページは、医療機関にとって公式な情報発信の場です。
“患者様にとって不確定な情報で不利益を与える可能性がある”ことが、
口コミが禁止されている大きな理由のひとつと言えるでしょう。
また、事実の大げさな表現、虚偽情報の掲載なども当然禁止です。
これは医療広告ガイドラインだけではなく景品表示法でも規定されています。
■第三者機関の口コミサイトや個人ブログの口コミ・感想は基本的にOK
医療機関のホームページとは別の、第三者機関のWebサイト・口コミサイトや
個人ブログなどに書き込まれたコメントは規制されていません。
あくまで「患者様が個人的にWebに掲載したもの」として扱われます。
もちろん、有償・無償を問わず、
医療機関から第三者機関のWebサイトなどへ感想書き込みを要請することや、
コメントの投稿による割引といった「口コミ投稿の依頼・誘引」は禁じられています。
■口コミに強い、集患力のあるホームページを希望される方へ
医療広告ガイドラインに沿った内容で医療機関のホームページを作りたいという方は、
メディカルウェブステージへご相談ください。
各種法律に詳しいライターが在籍しているため、ルールを遵守したサイト制作が可能です。
現在、医療機関のホームページ集客については、
Googleマップを活用した「MEO」対策という手法が効果的です。
弊社では、Googleマップでの口コミ対策など、口コミ集客についても、お手伝いさせていただきます。
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